こんばんは。あやと言います。看護師さんの転職の「本当の声」を、知恵袋やXから集めて整理しています。(→あやのプロフィール)
辞めたい気持ちはあります。でも、辞めて後悔したらどうしようと思って😥
夜中に「看護師 辞めて 後悔」と検索する人は、本当に多いんです。知恵袋にも、同じ形の相談が繰り返し投稿されています。
先に、集めた声から見えた結論を言います。
この記事の結論
後悔した、という声はあります。でも、その中身は5つのパターンにほぼ集約できます。
そして、どれも事前に回避できます。
この記事でわかること
- 集めた声から見えた、後悔の5つのパターン
- それぞれをどう回避できるか
- 動く前に、一度立てておきたい問い
読み終わったとき、「じゃあ私はこう動けばいいんだ」が少しでも見えたら嬉しいです。
後悔パターン① 給料が下がって生活が苦しくなった
いちばんよく見かける後悔がこれです。
急性期の病棟は、夜勤手当が乗るので年収は意外と高いんですよね。
日本看護協会の調査より
看護師の年収のうち夜勤手当が占める割合は大きく、夜勤を外すと額面が一段下がるのは構造上どうしても起きることだとされています(日本看護協会)。
ここで後悔した、という声には共通点があります。
生活水準を落とさずに、転職だけした。家賃、サブスク、美容院、飲み会の頻度。夜勤手当ありきで組んでいた生活をそのままにすると、どこかで苦しくなります。
対策はシンプルです。
転職を決める前に、一度「手取り月収が5万円下がっても大丈夫な生活」を書き出してみる。数字にした瞬間、漠然とした怖さは「対処できる怖さ」に変わります。
もう一つ。「夜勤を手放す=年収が下がる」は、全員の法則ではありません。
実際に投稿された声(Yahoo!知恵袋・原文の一部)
「病院だけではなく施設や訪問看護、美容クリニックなど選択肢がたくさんあり、多様な働き方できると知れたことが良かったです」
この方は、病院以外の施設で給与アップを実現していました。
給与の形は職場の種類ごとにばらばらです。だから、あなたの経験ならいくらになるのかを確かめる価値があります。
後悔パターン② 人間関係が前より悪かった
これもかなり多いです。
「病棟がしんどいから、クリニックに行ったらのんびり人間関係」。
これは半分正解で、半分間違いです。クリニックは人数が少ないぶん、合わない人が1人いるだけで逃げ場がありません。
病棟なら「違う部屋に行けばいい」で済んだことが、クリニックでは毎日顔を合わせます。
では、どう回避するか。
面接の前に、エージェントに「職場の雰囲気」を聞いておくことです。
転職エージェントの担当者は、同じ職場に何人も紹介してきた履歴を持っています。
聞くのはこの3つだけでいい
- 師長のタイプどんな人が現場を動かしているか
- 退職者が多いか定着していない職場は理由があります
- 上下関係はきついかここが一番、求人票に出ません
聞きにくいことを聞くのが仕事の相手なので、遠慮はいりません。合わなければ担当も会社も変えていい、という声も口コミには繰り返し出てきます。
後悔パターン③ 仕事が単調で物足りなくなった
急性期から落ち着いた職場に移った人の声に出てくるパターンです。
最初の1ヶ月は「暇でラク」と思っていたのに、3ヶ月経つと不安になる。
「私、このままでいいんだろうか」。キャリアが止まった気がして、後悔が始まります。
ここで効くのは、看護師のキャリアは「スキルの幅」でも測れるという視点です。
場所が変われば、身につくスキルも変わります
- 急性期スピードと判断力。これは移っても消えません
- クリニック患者さんとの会話の中で、心理面をサポートする力
- 訪問看護家庭ごとの療養環境を見る力
「急性期にいないとキャリアが止まる」は、病棟の文化の中だけで成り立つ思い込みです。外に出ると、違う種類のスキルが評価されます。
後悔パターン④ また前と同じような職場を選んでしまった
これが一番もったいない後悔です。
「夜勤はキツいから、夜勤少なめの別の病棟へ」と移って、結局また夜勤に追われる生活に戻る。「きつい先輩から逃げたくて辞めたのに、新しい職場にも似たタイプがいた」。
原因は一つです。
何が起きているのか
「何から逃げたいか」ははっきりしているのに、「どこに向かいたいか」が曖昧なんです。
回避策は、譲れない条件を先に3つだけ書き出すことです。
たとえば「夜勤がない」「土日休み」「人間関係が穏やか」。この3つを決めてから求人を並べてもらいます。
「前より少しマシ」を狙うと失敗します。
「ここを絶対に譲らない」を3つ決めて、その条件で求人を並べてもらう。そのほうが、結果的に満足度の高い転職になります。
条件を先に伝えて「それに合う求人だけを比べてから選べた」という使い方も、口コミに出てきます。
後悔パターン⑤ 一人で決めて情報が偏っていた
これは、一番静かに進行する後悔です。
転職サイトで自分で求人を探して、「年間休日120日」「残業少なめ」だけを見て決めてしまう。
入ってみたら、年間休日は有給込み。残業は「定時で打刻してから残る文化」だった。
求人票に書ける情報には限界があります。職場のリアルは、中にいた人の情報でしか分かりません。
厚生労働省も指摘しています
看護職員確保対策 のページでも、看護師の早期離職には「入職前と入職後のギャップ」が大きな要因として挙げられています。
これは個人の見極めだけで防ぐのは難しい類のものです。
ここで使えるのが、転職エージェントです。
知恵袋で、進路に迷う相談者に現役の看護師さんがつけていた回答があります。
実際に投稿された声(Yahoo!知恵袋の回答より・原文の一部)
「転職エージェントに相談すると、懇切丁寧に教えてくれます。(中略)面接のやり方とか、履歴書の書き方とかも教えてくれるので、就活の練習相手として。あとキャリア相談やカウンセリング代わりに使うのもありですよ」
「転職を決めた人が使う場所」ではなく、「情報の偏りを直す相談相手」として使っている人が、実際にいます。
まとめ 後悔は「知らないこと」から生まれる
5つの後悔パターンを並べてきました。
5つの後悔に共通していたこと
- 生活水準を落とさずに転職した数字にして確かめていなかった
- 職場の雰囲気を事前に確認しなかった求人票だけで判断した
- キャリアを「病棟スキル」だけで測っていた外の評価軸を知らなかった
- 「向かいたい先」を決めていなかった逃げたい先しか見ていなかった
- 一人で決めて、情報が偏っていた中にいた人の情報を持っていなかった
共通点は、どれも「事前に知っておけば回避できた」ことです。
後悔は、転職そのものが原因ではありません。知らずに動いたことが原因なんです。
だから、動く前に一つだけやってほしいことがあります。
一度、立ててほしい問い
自分が今のしんどさを感じているのは、看護師という仕事が向いていないからなのか。
それとも、今の環境が合っていないだけなのか。
この問いを、一度ちゃんと立ててほしいんです。
次の記事で、ここを一緒に整理していきます。
最後にひとつだけ
この記事を読んで「でも私、まだ決められない」と思っても、それで大丈夫です。
集めた相談の中にも、決められないまま止まっていた人が何人もいました。動けるようになった人に共通していたのは、一人で抱え込むのをやめたことだけです。
あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。
あや
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