看護師が使っていい転職エージェントの使い方。私が3分で登録した日の話
こんばんは。あやです。
「転職エージェント」という言葉を聞くと、たぶんこんなイメージがありませんか。
- しつこく電話がかかってきそう
- 合わない求人を押し付けられそう
- 「決断を急かされる」ような怖さがある
私も、登録する前は全く同じように思っていました。指が止まったスマホの画面を、何分も見つめていた夜があります。
でも、登録して分かりました。使い方さえ分かっていれば、エージェントは押し売りしてきません。
今日は、私が実際にエージェントを使った日のことを、正直に書きます。
読み終わったとき、「これなら私にもできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
そもそも、エージェントって何をしてくれる人?
最初に誤解を解いておきます。
転職エージェントは、「求人を紹介する人」ではありません。
正確には、看護師側の味方として、転職活動を最初から最後まで伴走してくれる人です。
具体的には、こんなことをしてくれます。
- 今のしんどさをヒアリングしてくれる(これが一番大きい)
- 希望条件を整理してくれる
- 求人票に書いてない「職場のリアル」を教えてくれる
- 面接日程を代わりに調整してくれる
- 給与交渉を代わりにしてくれる
- 今の職場への退職の伝え方を一緒に考えてくれる
この中で、私が一番助けられたのは1つ目でした。
「今のしんどさを、利害関係のない第三者にちゃんと聞いてもらえる」。これだけで、かなり楽になります。
登録は、本当に3分で終わる
ここでハードルを感じる人、多いんですよね。「登録って面倒そう」「履歴書とか職務経歴書が要るのでは」と。
結論から言います。履歴書も職務経歴書も、登録時には要りません。
私が実際に入力したのは、このくらいでした。
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 看護師免許の取得年
- 現在の勤務先(病棟名まで詳細に書く必要なし)
- 希望の働き方(選択肢からタップ)
これで3分。履歴書は、実際に応募する段階になってから、エージェントが作成をサポートしてくれます。
「まだ辞めるかどうか決めていません」の欄が用意されていることが多いので、そこに正直に書いて大丈夫です。
登録の翌日にかかってきた電話
私が登録したのは夜の23時でした。その翌日の午前中、早番から上がった休憩時間に、登録したエージェントから電話がかかってきました。
正直、身構えました。いきなり求人の話をされて、断りづらい流れになるんじゃないかと。
でも、最初の15分、担当の人は一切求人の話をしませんでした。
聞いてくれたのは、こんなことです。
- 今、どういう状況で働いているのか
- 何がしんどいのか
- 体調は大丈夫か
- 家族に相談できているか
私は病棟のトイレの個室に入って、ぽつぽつと話しました。夜勤のこと、お局のこと、休みの日も呼び出されること。たぶん20分くらい話したと思います。
最後に、担当の人はこう言いました。
「3年も急性期で頑張ってこられたんですね。もう、十分ですよ」
私は、トイレの個室で泣いてしまいました。
師長にも、同期にも、親にも、姉にも、誰にも言えなかった言葉を、利害関係のない第三者にやっと聞いてもらえた気がしたんです。
「押し売りされない」ための、たった1つのコツ
ここからが、この記事で一番伝えたいところです。
エージェントに押し売りされない方法は、たった1つ。
「まだ辞めるかどうか決めていません。情報収集だけしたい段階です」と最初に伝える。
これだけです。
この一言を最初に言っておくと、担当の人は「情報提供モード」で接してくれます。「今すぐ決めましょう」と迫ってこない。
逆に言うと、これを言わないと、担当の人は「今すぐ転職したい人」だと思って動き始めます。そこでズレが生まれます。
私も登録時の自由記入欄にこう書きました。
> まだ辞めるかどうか決めていません。病棟以外の働き方があることを最近知ったので、どんな選択肢があるのか聞いてみたい段階です。
この一文だけで、その後のやり取りの温度感が全然違いました。
合わない担当者に当たったら、遠慮なく変えていい
これも知っておいてほしいことです。
エージェントの担当者は、美容院の担当と同じで、相性があります。
- 話を最後まで聞いてくれない
- こちらの希望を汲んでくれず、違う方向の求人ばかり勧めてくる
- 返信が遅い、または急かしてくる
こういう担当に当たったら、遠慮なく変更を申し出ていいんです。「担当を変えてください」と一言送るだけで、違う人がつきます。
そしてもう一つ。エージェントは、2〜3社を同時に使うのが普通です。
1社目で合わなかったら2社目、2社目で合わなかったら3社目。それぞれ持っている求人も違えば、担当者のタイプも違います。複数使うことで、自分に合う担当とマッチする確率が上がります。
「浮気してるみたいで悪い気がする」と思う必要はありません。エージェント側も、それを前提に動いています。
登録したからといって、転職しなきゃいけないわけじゃない
ここまで読んで、まだ躊躇している人もいると思います。
「登録したら、転職しないといけなくなりそう」
違います。
私が実際に登録した日も、「話を聞いてみるだけ」のつもりでした。結果的に転職したけれど、登録から実際にクリニックに移るまで、半年くらいかかっています。
登録 = 契約 ではない。
登録は「相談窓口を開く」くらいの感覚で大丈夫です。話を聞いてみて「やっぱり今の職場でもう少し頑張る」と思ったら、それを担当に伝えれば、一旦ペースを落としてくれます。
合わなかったら退会もできます。無料です。
「登録」という言葉の重さに騙されないでください。実際はもっと軽いです。
じゃあ、どのエージェントを選べばいいのか
ここまで読んで、「じゃあ、具体的にどこを使えばいいんだろう」と思ったあなたへ。
看護師向けのエージェントは、いくつかあります。全部登録する必要はありません。自分に合う2〜3社に絞って使うのが効率的です。
次の記事で、私が実際に使ったエージェントと、そこで働く友人の話を聞いて「ここなら間違いない」と思ったエージェントを紹介します。
追伸。
エージェントに登録することに、心理的なハードルを感じるのは自然です。私もそうでした。
でも、登録するだけで「自分の選択肢を増やす行為」になります。使う使わないは、そのあとでいい。
まずは知るだけ。それで大丈夫です。
あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。
あや
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