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「看護師、もう限界」と感じる本当の理由。向いてないんじゃなくて、環境が合わないだけ

「看護師、もう限界」と感じる本当の理由。向いてないんじゃなくて、環境が合わないだけ

「看護師、もう限界」と感じる本当の理由。向いてないんじゃなくて、環境が合わないだけ

こんばんは。あやです。

「もう限界。私、看護師に向いてないのかもしれない」

この言葉、一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。

夜勤明けの朝、一人きりのロッカーでぼんやりしているとき。患者さんの前では笑顔でいられるのに、家に帰ると何も話せなくなっているとき。

私も、3年目の春にこの言葉が頭から離れなくなりました。

でも、クリニックに移って1年経った今、はっきりと言えます。

あなたは向いてないんじゃない。環境が合っていないだけなんです。

今日はその理由を、順番に書いていきます。


「向いてない」と感じるタイミングは、だいたい決まっている

自分が「向いてない」と思うとき、だいたい次の3つのどれかが起きています。

  • 身体が限界に近づいている(不眠、食欲減退、肌荒れ、生理不順)
  • 人間関係で消耗している(お局、同期の比較、上下関係)
  • やりがいを感じられなくなっている(流れ作業化、感謝を受け取る余裕がない)

ここで大事なのは、この3つは全部「環境要因」ということです。

向き不向きは、本来もっと深いところにあります。「人と接するのが嫌い」「誰かのケアをすることに喜びを感じない」なら、それは向き不向きの話です。

でも、この記事を読んでいるあなたは、たぶんそうじゃない。

患者さんの笑顔を見ると嬉しい。家族に感謝されると疲れが飛ぶ。「看護師になりたかった」気持ちは、今もゼロではないはずなんです。

だとしたら、「向いてない」と感じている原因は、あなたの素質じゃなくて、今いる環境にあります。


環境要因①「夜勤」は人間を壊すために設計されている

これは言い切っていいと思っています。

夜勤のある生活は、人間の身体にとって不自然です。概日リズムが壊れ、自律神経が崩れ、ホルモンバランスが狂います。

私は3年目の春、月8回の夜勤をしていました。そのころの自分の状態を思い出すと、こんな感じでした。

  • 夜勤明けの朝、家に帰ってもすぐには眠れない
  • 眠れても3時間で目が覚める
  • 休みの日なのに、何もやる気が起きない
  • LINEを返すのが億劫で、友達と疎遠になる
  • 鏡を見ると、自分じゃない誰かが立っている

これ、全部「性格が悪くなった」とか「根性が足りない」じゃないんです。夜勤という環境が、人間の身体を壊していただけ。

クリニックに移って夜勤がゼロになったら、1ヶ月で肌の調子が戻りました。友達に「雰囲気が柔らかくなった」と言われました。中身は何も変えていないのに。


環境要因②「人間関係」は、職場の文化で決まる

お局の叱責、同期のマウント、上下関係の圧力。

これを「看護師の世界だから仕方ない」と思っている人、多いです。私もそうでした。

でも、違います。これはその病棟、そのクリニックの文化です。

証拠はシンプルで、私が今いるクリニックには、お局も、マウントを取る同期も、威圧的な上下関係もありません。院長先生は穏やかで、先輩看護師は「分からないことは何回でも聞いていいよ」と言ってくれます。

同じ「看護師の仕事」をしているのに、職場が変わるだけで、人間関係の質は全然違う。

「看護師の世界は厳しい」じゃなくて、「厳しい職場しか知らなかった」だけなんです。

外に出ると、穏やかな職場はちゃんと存在します。


環境要因③「やりがい」は、時間と余裕がないと感じられない

やりがいって、余裕がある人にしか感じられないんです。

急性期の病棟では、1人の看護師が10人以上の患者さんを見ます。ナースコールは鳴り続け、記録は溜まり、申し送りは走りながら。

その状態で「患者さんに寄り添いたい」と思っても、物理的に無理です。寄り添う時間がないから。

クリニックに移って気づきました。患者さんと3分間ちゃんと話せると、看護師の仕事ってこんなに楽しいんだ、と。

「やりがいを感じられない=看護師に向いてない」じゃないんです。「やりがいを感じる余裕がない環境にいる=環境が合っていない」です。


「環境のせいにしたら逃げ」という呪い

ここまで読んで、こう思った人がいるかもしれません。

「でも、環境のせいにしたら逃げなんじゃないか」

これは、看護業界に根強くある呪いのような言葉です。

  • 「みんな頑張ってる」
  • 「新人なんだから我慢しなさい」
  • 「せっかくの資格なんだから」
  • 「どこに行っても同じだよ」

全部、今いる場所から動かないための言葉です。

環境を変えることは、逃げじゃありません。自分を守るために、違う場所を選ぶという、当たり前の判断です。

夜勤で壊れた身体は、いくら気合いを入れても戻りません。お局の叱責で削れたメンタルは、根性では回復しません。それを守れるのは、環境を変える選択だけです。


じゃあ、どこに向かえばいいのか

「環境が合っていないだけ」と分かっても、次の問題はここです。

「じゃあ、どこに行けばいいのか」が分からない。

私もここで数週間止まりました。

看護師の働き方って、病棟以外にもたくさんあります。

  • クリニック(日勤のみ、土日休み)
  • 訪問看護(1対1でじっくり関われる)
  • 企業の健康管理室(オフィスワーク、カレンダー通りの休み)
  • 保育園・学校の保健室(子どもと関われる)
  • 美容クリニック(キャリアの幅を広げたい人に)
  • 治験コーディネーター(ブランクOK、カレンダー通り)

でも、求人票を読むだけでは、どこが自分に合うか分かりません。「クリニックって暇そうで物足りないのでは」「訪問看護って一人で判断する怖さがあるのでは」。こういう疑問に答えてくれる人が必要です。

一人で決めようとすると、たいてい「今の場所より少しだけマシな場所」を選んでしまいます。

そうじゃなくて、自分の3年分の経験と希望を聞いてくれて、合う職場を提案してくれる第三者に頼るほうが早いです。

次の記事で、その「第三者」の使い方を書きます。押し売りされないか不安、という気持ちも分かるので、私が実際に使った日の体験を正直に書きました。

看護師が使っていい転職エージェントの使い方。私が3分で登録した日の話

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追伸。

もしあなたが今、「私、看護師に向いてないかも」と感じているなら、どうかそれを自分のせいにしないでください。

向き不向きは、もっと深いところの話です。

夜勤、人間関係、やりがいの欠如。これらは全部、環境が作り出しているものです。環境を変えれば、あなたのままで、看護師を続けられます。

私がそうだったように。

あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。

あや

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