こんばんは。みおと言います。薬剤師さんの転職の「本当の声」を、知恵袋やX、口コミサイトから集めて整理しています。(→みおのプロフィール)
「調剤を辞めたい」と思ってから、もう半年たちました。検索するだけで動けていません😥
その半年、多くの薬剤師さんが同じ場所で止まっています。止まる場所も、そこから出ていく形も、だいたい決まっているんです。
この記事でわかること
- 「辞めたい」から実際に働き方を変えるまでの5つの段階
- 自分がいまどの段階で止まっているのか
- 次の段階へ進むために、具体的に何をすればいいか
限界のサインを我慢でごまかす時期。検索だけして動けない夜。登録画面の前で指が止まる瞬間。
先に道筋の全体像から見てください。
「辞めたい」から働き方が変わるまでの5段階
- 1 体のサインに気づく不眠・食欲不振・休みの日に何もできない
- 2 調剤以外の働き方を知る検索して選択肢があると知る
- 3 知ったのに動けない罪悪感で数か月止まる。ここが一番長い
- 4 職場の外の誰かに話すここが転機。利害関係のない相手に全部話す
- 5 条件を先に伝えて比べる振り回されずに自分で選ぶ
自分がどこで止まっているか、見当がついたでしょうか。ここから1段階ずつ見ていきます。
最初のサインは体に出る
眠れないのも食欲がないのも、要領が悪い自分のせいですよね。
知恵袋には、調剤の現場のつらさを相談する薬剤師さんの投稿が繰り返し現れます。
1日70枚を超える処方箋。監査前の薬歴の持ち帰り。服薬指導の途中で患者さんに急かされて、夕方には喉が嗄れている。
その多くに共通しているのは、体に症状が出るまで「自分の要領が悪いせい」だと思って我慢していることです。
眠れない。食欲がない。休みの日に何もできない。
これは頑張りが足りないサインではなくて、限界まで走ってきた体の正直なサインです。
個人の根性の話ではなく、働き方の構造の問題です。同じ資格でも、量の設計が違えば体の状態も変わります。
「大手チェーンの調剤だけじゃない」を知る夜
処方箋のノルマがない薬剤師の働き方なんて、本当にあるんでしょうか🤔
サインに気づいた人が次にやるのは、たいてい検索です。
「薬剤師 調剤 しんどい」「薬剤師 病院以外」「薬剤師 ノルマ なし」。
そこで初めて、薬剤師の働き方が大手チェーンの調剤だけじゃないと知ります。
検索して出てくる働き方
- 小さな門前薬局処方箋の枚数が少なく、定時で終わりやすい職場です
- 在宅対応の地域薬局午前はカウンター、午後は在宅訪問という組み方です
- 企業の管理薬剤師製薬会社や化粧品メーカーなどで働きます
- ドラッグストアの専門職OTCの相談と調剤の両方を担当します
- 治験コーディネーター臨床試験の進行をサポートします
「薬剤師 = 処方箋を1日70枚さばく人」は、思い込みです。
資格が同じでも、処方箋枚数のノルマがない職場、薬歴を持ち帰らない職場はちゃんとあります。知るだけで、景色は変わり始めます。
「辞めたい」と「動けない」の間
選択肢があるのは分かりました。それでも、なぜか動けないんです😥
知っただけでは動けません。薬剤師さんの相談で目立つのは、この「間」で書き込まれたものです。
そして、この間を長引かせている理由も、だいたい同じです。
動けなくしているもの
「6年通って、国家試験に受かって、ここで辞めたらもったいない」という罪悪感です。
学費を出してくれた親の顔が浮かぶ。同期はまだ頑張っている。3年で音を上げるのは早すぎる気がする。
ここで思い出してほしいことが一つあります。
「選択肢を知ること」と「辞めること」は別です。
知るだけなら、何も失いません。資格も経験も、調べたくらいでは減りません。
誰かに話せた日が転機になる
話すといっても、誰に話せばいいのか分かりません。
「間」から出た人の声を読むと、転機はだいたい同じ形をしています。
職場の外にいる誰かに、今の状況を全部話せた日です。
管理薬剤師に言えば「みんな同じ」。同期に言えば「うちの店舗はもっと忙しい」。親に言えば「せっかくの資格なんだから」。
だから、話せる相手が職場の中にいないんです。ここが「間」が長引く一番の理由です。
そこで「利害関係のない第三者に話を聞いてもらえたのが良かった」という趣旨の声が、転職エージェントの口コミには繰り返し出てきます。
転職を決めた人が使う場所ではなく、キャリア相談の相手として使っている人が実際にいる、ということです。
自分の市場価値も、中にいると見えません。薬局の外の目に教えてもらって、初めて分かります。
条件を先に伝えて比べてから選ぶ
相談したら、そのまま転職をすすめられて断れなくなりませんか。
動くと決めたら、最後の関門は「振り回されないこと」です。
転職エージェントの口コミで一番よく見る不満は、連絡の多さでした。対処法も、もう分かっています。
連絡の取り方を先に伝える
登録時に「連絡はメールかLINE中心で」「情報収集の段階です」と伝えます。
譲れない条件を3つだけ決める
処方箋1日40枚以下、薬歴の持ち帰りなし、服薬指導に時間をかけられる。それに合う求人を並べてもらいます。
1社に義理立てせず比べる
合わなければ担当変更も退会もできます。比べてから選んで大丈夫です。
「前より少しマシ」を狙うと失敗します。条件を先に握った人が、振り回されずに選べています。
まとめ 道筋は口コミがもう教えてくれている
集めた声でたどると、道筋はこうでした。
体のサインに気づく。大手チェーン以外を知る。「間」で止まる。外の誰かに話す。条件を先に伝えて、比べて選ぶ。
いまやることは一つだけ
どの段階にいても、あなたは一人ではありません。同じ場所で止まった人の相談が、匿名の場所にもう先に残っています。
やることは知ることだけです。決めるのは、そのあとでいい。
エージェントの具体的な使い方と断り方は、別の記事にまとめました。
ファルマスタッフの評判を口コミで検証した記事もあります。
追伸。
この1年の流れは、私がたどった道のりではありません。薬剤師の免許を持っていないからです。
順番に並べたのは、匿名の掲示板やXに先に書き残されていた記録です。
名前を出さずに書かれた言葉ほど、正直でした。
もしあなたが今、監査前の終電の中でこれを読んでいるなら。
あなたが今いる薬局が、薬剤師の働き方の全部じゃない。それだけは、声を集め続けている立場から、はっきり言えます。
あなたの夜が、少しでも穏やかになりますように。
みお
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