ゆうじのイラスト

CAR VALUATION

ゆうじについて

45歳 / 中小企業の経営者 / 東京近郊・社員10名前後
ディーラー下取り180万円に唖然とした朝から、オークション買取で240万円台まで辿り着くまでの話を書いてます

CHAPTER 1 — CALLING

2018年春、会社が安定してレクサスを新車で買った

会社を立ち上げて5年目、資金繰りがようやく安定した2018年の春。
家族で乗れるSUVを買おうと、レクサスのディーラーに行きました。

営業の方が丁寧で、車検も整備も任せっぱなしで7年。
「次もここで買い替えればいい」と、その頃の私は素直に思っていました。

創業期を越えて、社員も増え、初めて自分の判断で大きな買い物をした実感のある朝でした。

※このときは、7年後に自分が車の手放し方で頭を抱えることになるとは、想像もしていませんでした。

CHAPTER 2 — COMMITMENT

2025年初春、ハリアーへの買い替えを決めた

2025年の初春、走行距離が8万kmを超えて、子供も大きくなったタイミングで、ハリアーへの買い替えを決めました。

経営者として、設備でも車でも「使うべきところには投資する」と決めています。
だから買い替え自体に迷いはありませんでした。

いつものディーラーに相談すると、営業の方は新車の見積もりをすぐに出してくれて、最後にこう言いました。
下取りは180万円ですね

その場では「そうか」と言って帰りました。
長年お世話になった会社だから、その数字を疑う発想すら、まだ私にはありませんでした。

CHAPTER 3 — THRESHOLD

家で相場を調べたら、下取り180万円に対して買取は230〜260万円台

その日の夜、家で何気なく「レクサス NX 7年落ち 買取相場」と検索しました。

画面に出てきた数字に、思わず眉をひそめました。
下取り180万円に対して、買取相場の表示は 230万〜260万円台

差は、ざっと50万〜80万円。
社員の月給1人分が、無意識のうちに消えそうになっていました。

経営者の習性で、私はすぐ頭の中で計算しました。
結局、どこに売るのが一番なんだ」「この差は、放っておいていい金額じゃない」と。

便利だからと下取りにサインしかけた自分に、初めて立ち止まる理由ができた夜でした。

CHAPTER 4 — GUARDIANS

その夜、一括査定サイトに申し込んでみた

「下取りは構造的に安くなるらしい」と知ったので、その夜のうちに一括査定サイトに申し込みました。

入力は1分。
車種、年式、走行距離、連絡先を入れて、送信ボタンを押しました。

相場に近い値段で売れる道が、これで一つ見えた気がしました。
「複数の業者が見積もってくれるなら、一番高いところに売ればいい」と、そのときは合理的に考えていました。

下取り一択だと思い込んでいた自分にとって、「比較してから決める」という入口が見えただけで、少し前向きになれた夜でした。

CHAPTER 5 — DEMON

送信した瞬間にスマホが鳴り、2時間で11件の着信

送信ボタンを押した瞬間、スマホが鳴りました。

「お申し込みありがとうございます。○○自動車の○○と申します」
それから2時間で、11件の着信。LINEとSMSも合わせると、20件近く届きました。

経営者にとって、日中の電話が止まらない状況がどれだけきついか。
打ち合わせの最中もポケットでスマホが震え続けて、その日の午後2時43分、私はとうとう着信拒否を設定しました。

頭の中で、いくつもの感情がぐるぐる回っていました。

  • 下取りで損をするのもだ、という最初の不安
  • かといって、この電話ラッシュでは業務が止まる、という焦り
  • 軽い気持ちで連絡先を入れたことへの、ちょっとした後ろめたさ
  • 結局どの業者が信用できるのか分からない、という迷い
  • 時間がもったいない、こんなことに半日を溶かしている、という苛立ち

ディーラー下取りで損をするのも避けたい。
でも、これでは 本業が回らない

高く売る方法を探したはずが、気づけば一日の生産性を削られている。
経営者として、これが一番な負け方でした。
「もっと静かに、相場に近い値段で売る方法はないんだろうか」と、その夜は本気で考え込みました。

CHAPTER 6 — TRANSFORMATION

検索ワードを変えて、オークション形式の買取に辿り着いた

その夜、私は検索ワードを変えました。
「車買取 電話なし」「車 オークション 個人」「業者間 オークション 個人 出品」。

そこで初めて、業者間オークションに個人の車を出品できるサービスがあることを知りました。

調べていくと、いわゆる一括査定とは仕組みが違うことに 気づき ました。

  • 査定は1度だけ。担当者が自宅まで来て30〜60分で終了する
  • 出品されると、業者がサービスのプラットフォーム上で値段を競り上げる
  • 最低落札価格を自分で設定できるので、その金額に達しなければ取りやめられる
  • 連絡はそのサービスからのみで、買取業者から直接電話が来ない

そのとき私は、自分が「下取りか、一括査定か」の二択だと思い込んでいたことを、まっすぐに 直視 しました。
選択肢は、本当はもっとあったのだと。

「電話に追われず、値段の根拠が見える方式があるなら、まず試してみればいい」
経営判断と同じで、合わないと分かったらやめればいいだけです。

翌朝、私は工場の朝礼を終えてから、そのオークション形式の買取サービスに申し込みました。
数日前まで電話に追われていた自分が、ようやく 動いた 朝でした。

CHAPTER 7 — COMPLETE THE TASK

オークションで240万円台で落札、下取りとの差は約60万円

査定に来てくれたのは元整備士の方でした。
ボンネットを開けて、エンジンルームの油の状態、フェンダーの裏側、タイヤハウス内の塗装まで、丁寧に見てくれました。

「経営者の方の車は手入れがいいので、業者が好む状態ですよ」と笑って言ってくれたとき、なんだか少しほっとしました。

出品から数日後、開催されたオークションを、リアルタイムで画面越しに見ました。

  • 最初は提示価格の少し上から始まった
  • 5分後には200万円台前半まで上がった
  • 終了10分前から急に伸びて、最後は 240万円台 で落札された

ラスト数分の「ぐぐっ」と上がる感覚は、正直、株のチャートを見るより緊張しました。
業者の方たちが、私の車を「欲しい」と数字で示してくれる。その透明さが、経営者の私にはありがたかったです。

最終的に、ディーラー下取り(180万円)との差は 約60万円
その60万円は、次のハリアーの頭金にそのまま回しました。

もし私が「ディーラー営業の○○さん」を疑わずに180万円でサインしていたら、社員の月給1人分が静かに消えていたはずです。

※上記の金額はゆうじ個人の体験に基づく参考値です。お車の年式・走行距離・状態・市場状況により金額は変動し、同じ結果を保証するものではありません。最終的な売却額は、必ず各社の査定・落札結果でご確認ください。

CHAPTER 8 — RETURN HOME

Smart Choice Log を書いている理由

このサイトを書いているのは、あの2025年春の「下取り180万円」の朝の自分に、伝えたいことがあるからです。

車の売り方は、仕組みを知らないと毎回同じだけ損をする。

下取りは「便利だから」ではなく「比較してから」決めるもの。
一括査定は申込前に「電話が何件くる方式か」を必ず確認するもの。
オークション形式という第三の選択肢を、対象エリア内なら一度は検討してみるもの。

私が2025年の春に欲しかったのは、業者をディスる記事でも、宣伝記事でもなく、同じ消耗をした人の一次情報でした。

検索しても、出てくるのは買取業者の宣伝と、相場をぼかしたまとめ記事ばかり。
当事者の数字は、ほとんど見つからなかった。

だから、専門家ではなく、同じ後悔をしかけた経営者として書いています。
結論は、シンプルです。サインの前に、相場を一度だけ確かめる。それだけで、損は防げます。

ここで書かないこと、約束したいこと

  • 「ディーラーは悪」とは煽りません。 下取りは手続きが一度で済む便利さがあります。私が伝えたいのは「比較せずにサインすると損をしやすい」という仕組みの話です。
  • 「一括査定は使うな」とも、「オークションが万能」とも書きません。 電話を絞れる人には一括査定が合いますし、オークション形式は対象エリア外の方には向きません。どれも一長一短です。
  • 「車のプロが解説」「専門家が選んだ」とは名乗りません。 私はただ、2025年に愛車の手放し方で消耗した45歳の経営者です。一次情報を書くだけで、断定的な助言はしません。
  • 記事で紹介するサービスの一部は、運営会社から紹介手数料を受け取っています。
    ただし「自分が実際に使って納得できた / 同業の経営者にも勧められる」と思えるものだけを書きます。
  • 掲載している金額・対象エリア・サービス内容は変更される場合があります。最終的なご判断は、必ず各社の公式サイトと査定結果でご確認ください。

もしまた読みにきてくれるなら、
LINEで受け取るのが楽だと思います。

LINEでは5日間の手紙で、下取り180万円からオークション240万円台まで辿り着いた話を全部お伝えします。

※ 無料です。合わないと思ったら、ワンタップで離れられます。