ケンタロウのイラスト

ケンタロウについて

35歳 / 関東郊外のメーカー営業 / 勤続10年・既婚・子1人
「これだ」と思った仕組みに1年も動けなかった時間がもったいなくて、同じ遠回りを短くするための記録を書いてます

CHAPTER 1 — CALLING

2022年春、子が生まれて「月3万円だけ捻出したい」と思った朝

2022年の春、子が生まれて、家計の組み直しを始めました。

メーカーの営業として勤続10年。手取りは月29万円で、住宅ローンと妻のパートで暮らしていた、ごく普通の家計です。
子の教育費の積立を始めようとしたとき、ふと思ったんです。

「毎月のどこかから、3万円だけ捻出できたらいいのに」

住宅ローンの繰上げと、子の教育費の積立。
その原資になる月3万円の副収入を、自分でつくれないかと考え始めた春でした。

※このときは、その「月3万円」を追いかけて自分が何を経験することになるか、想像もしていませんでした。

CHAPTER 2 — COMMITMENT

副業候補を3つ並べて、まず個別株でやってみると決めた

副業の候補を、ノートに3つ書き出しました。

  • 個別株(自分で銘柄を選ぶ株式投資)
  • 投資信託の積立(NISA)
  • FX(外国為替)

NISAの積立はすでにやっていましたが、これは長期の資産形成が目的で、「月3万円の追加収入」を取り崩す設計ではありません。

そこで、最初に「自分の手で動かしてみよう」と決めたのが個別株でした。
ニュースを読んで、上がりそうな会社を自分で選んで買う。
営業として日々ニュースには触れているし、「これなら自分にもできそうだ」と、その夜は前向きな気持ちで眠れました。

CHAPTER 3 — THRESHOLD

2023年夏、個別株で1ヶ月4.8万円が溶けた

2023年の夏、3銘柄に分散して、個別株を始めました。

最初の2週間は調子よく、数千円のプラス。
「いけるかもしれない」と思った矢先でした。

3週目、1銘柄が決算発表で -15%
4週目、別の銘柄が -12%

1ヶ月で、約4.8万円 のマイナス。
ちょうど、私が副業で欲しかった「月3万円」を、まるごと逆向きに失った金額でした。

このとき痛感したのは、ひとつの事実です。
毎日チャートとニュースを追い続ける時間は、外回りの営業職の自分には取れない。
タイミングを読んで売り買いするスタイルは、自分の生活と相性が悪いのだと、はっきり分かった1ヶ月でした。

CHAPTER 4 — GUARDIANS

2023年9月、同期から「FX自動売買」という選択肢を聞いた

2023年9月、職場の同期と昼食をとっていたとき、こんな話を聞きました。

「FXの自動売買って知ってる? 設定を1回すれば、あとはほぼ放置で動くらしいよ。チャートに張りつかなくていいから、外回りのお前に向いてるかも」

設定して放置するなら、毎日チャートを見なくていい。
個別株で「時間が取れない」という壁にぶつかったばかりの私には、その一言が一筋の光に見えました。

「これは自分の生活でも続けられるかもしれない」
そう感じて、その日からFX自動売買のリサーチを少しずつ始めました。

営業の合間に、仕組みを調べる時間が、また少しだけ楽しみになった週でした。

CHAPTER 5 — DEMON

「FX=危険」のスイッチが入って、1年まるごと動けなくなった

リサーチを始めて数日後、同じ同期が、続けてこう言いました。

「でも俺、設定を間違えて1ヶ月で12万円飛ばしたけどな」

その瞬間、私の頭の中で「FX自動売買 = 危険」のスイッチが、音を立てて入りました。

そこからの1年間、私は何もしませんでした。
NISAの積立だけは淡々と続けていましたが、「月3万円の副収入をつくる計画」は、頭の中の「いつかやる」フォルダに入れたまま、ずっと閉じていました。

動けない理由を並べると、頭の中はこんな声でいっぱいでした。

  • また個別株みたいに大きく溶かすんじゃないか、という恐怖
  • FXは結局「自動売買詐欺」みたいなものなんじゃないか、という不安
  • 同期みたいに設定をミスして、家族のお金を飛ばすのが怖い
  • 難しそうで、どうせ自分には続けられないというあきらめ
  • 「副業どうしてる?」と聞かれるたびに曖昧に笑って逃げている自分への、後ろめたさ

会社の同僚と昼食をとるたびに「副業どうしてる?」の話題になりましたが、私はいつも曖昧に笑って終わらせていました。

いちばん削れていたのは、お金ではありませんでした。
「これだ」と思える仕組みを前にして動けない、迷いのなかで止まり続けた自分が、いちばん嫌でした。
いま振り返れば、あの1年が、副業を考え始めてからの どん底 です。

CHAPTER 6 — TRANSFORMATION

2024年9月、「1通貨(約100円)から取引できる」と知った日

きっかけは、2024年9月のある日。
Xのタイムラインに、たまたま流れてきた1つの投稿でした。

「FXは1万通貨単位だけじゃない。1通貨(約100円)単位で取引できる証券会社もある。自動売買に任せなくても、低レバで小さく試しながら仕組みを学べる」

その一文を読んだとき、「FX=危険」で固まっていた私の頭の中が、ひとつ 気づき でほどけました。

私が 恐怖 を感じていたのは、FXそのものではなかった。
「1万通貨単位で、自動売買に任せて、大きく賭ける」という、たった1つのやり方だけを、FXの全部だと思い込んでいたんです。
ほかの選択肢を、まっすぐ 直視 していなかっただけでした。

その日の昼休み、私は5社のFX会社の「最低取引単位」を、自分の手で並べて調べました。

証券会社 最低取引単位
松井証券 1通貨(約100円)
外為どっとコム 1,000通貨
DMM FX 10,000通貨
GMOクリック証券 1,000通貨
楽天証券 1,000通貨

※上記は2024年9月時点でケンタロウが調べた内容です。最低取引単位やサービス内容は各社で変更される場合があるため、口座開設前に必ず公式サイトでご確認ください。

数字を並べてみて、はっきりしました。
1通貨単位で取引できるのは、松井証券。
100円から始められるなら、失敗しても動くのは100円。これなら自分の勉強として、無理なく試せる。

翌朝、私は口座開設の申し込みに 踏み出し ました。
1年間ずっと天井を見上げて止まっていた自分が、ようやく 動いた 朝でした。

CHAPTER 7 — COMPLETE THE TASK

2024年10月、100円から始めて、半年で「学びながら積み上げる」に変わった

口座開設はWebで30分。
最初の入金は、練習用に5,000円だけ。
最初の取引は、ドル円を1通貨だけ買う、約150円分の注文でした。

「上がるか下がるか」をただ眺めるだけの時間が、人生で初めて意味を持ちました。
最初の1週間は1通貨〜10通貨で実験。利益も損失も、数十円〜数百円のレベルです。

そこから半年。
少しずつ通貨数を増やしながら、無理のない低レバの範囲で、自分なりの運用の形を組めるようになりました。

  • 運用資金は、月3〜5万円を積み立てて 約45万円(参考値)
  • 月平均の利益は おおむね数千円〜1万円台(月によって変動・参考値)
  • 取引手数料は 0円(松井証券FXは取引手数料が無料)
  • 急変動した月には、最大で 約-2.3万円 の含み損も経験(参考値)

正直に書くと、目標だった「月3万円の副収入」には、まだ届いていません。
でも、仕組みを理解しながら、自分の手で少しずつ積み上げている実感は、止まっていた最初の1年間には一切なかったものです。

1年放置していたときの私には、これがいちばん欲しかった景色でした。

※上記の金額はすべてケンタロウ個人の体験ベースの参考値です。FXは為替・金利の変動により、利益も損失も大きく変動し、損失が預けた資金(証拠金)を上回る可能性があります。成果や利益を保証するものではなく、効果や結果には個人差があります。本記事は個人の体験記であり、投資勧誘・投資助言を目的としたものではありません。最終的な投資判断は必ずご自身の責任でお願いいたします。

CHAPTER 8 — RETURN HOME

Smart Choice Log を書いている理由

このサイトを書いているのは、2023年10月から2024年8月まで、「FXは危険」のスイッチが入ったまま1年間動けなかった、あの頃の自分のためです。

その1年間で失ったのは、お金ではなく「時間」でした。

もし1年早く「1通貨単位の低レバ運用」という選択肢を知っていたら、もっと早く学びを積み始められた。
私を止めていたのは恐怖そのものではなく、選択肢を1つしか知らなかったこと。それだけだったんです。

だから私は、煽り文句や「絶対に増える」みたいな話ではなく、自分が実際に何を見て、いくら動かして、どう判断したのかという裏側を、数字ごとそのまま残すことにしました。

利益も損失も、手数料の実額も、迷っていた1年間の中身も、隠さずに書く。
証拠を先に open にしておけば、読んでくれた人が「自分にも再現できそうか」を、自分の頭で確かめられると思うからです。

副業で月3万円が欲しい、同じ世代のサラリーマンへ。
私が1年放置した期間に知りたかった「動けない期間を短くするための一次情報」を、できるだけムダなく、再現できる形で書いていきます。

ここで書かないこと、約束したいこと

  • 「FXで簡単に儲かる」「必ず増える」とは書きません。 FXは為替の変動で損失が出る金融商品で、損失が預けた資金を上回る可能性もあります。私自身、含み損を抱えた月もあります。
  • 「とにかくやってみよう」と背中を押す煽りはしません。 私が伝えたいのは、まず仕組みと数字を理解してから、失っても痛くない金額で小さく試す、という地味な順番だけです。
  • 「投資のプロが解説」「専門家が選んだ」とは名乗りません。 私はただ、副業で月3万円が欲しかった35歳のメーカー営業です。一次情報を書くだけで、個別の銘柄や売買タイミングを助言する行為はしません。
  • 記事で紹介するサービスの一部は、広告主から紹介手数料を受け取っています。
    ただし「自分が実際に使ってよかった / 同年代の同僚にも勧められる」と思えるものだけを書きます。
  • 私は投資助言業の登録者ではありません。 本記事は個人の体験記であり、投資勧誘・投資助言を目的としたものではありません。口座開設・取引・投資判断は、必ずご自身の責任でお願いいたします。

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